現状のユニットバスです。

窓が大きくて冷気が入りやすいです。

天井を解体しています。

ブローイングが落ちてきました。

天井裏の様子です。

右上が下屋根ですが断熱材が入っていないためここが冷気の通り道になり浴室が寒くなる原因になります。

今回は既存の断熱材の劣化は認められませんでしたので交換はしません。

下屋根部の開口部には断熱材をしっかりと入れます。

床の解体状況です。ユニットバスの為土台の腐食なども認められませんでした。

こちらは換気口のある外壁です。何故か軒天にカビが発生しています。

よく見るとサイディングが増し張りされていて浴室換気扇のダクトが延長さておらず壁内部

に湯気が長年入り込んでいたようです。

そ結果サイディングの内部を通り軒天との通気用の隙間から排出されて軒天がカビていたと推測されます。

既存との壁に防水透湿シートが張られていませんでした。これでは万が一サイディングのコーキングが切れたときに壁内部に雨水が侵入して柱などを痛めます。

サッシを解体します。

開口部に補強の合板を張ります。

窓廻りもしっかりと防水透湿シート張り込みます。

サッシをはめ込みます。サイディングよりもへこますと雨仕舞が悪いので既存サッシよりも若干アウトセット気味に設置しました。

窓廻りもしっかり防水テープで補強。これで万が一サイディング内に雨水が侵入しても通気層で水が切れて下に排出される仕組みになります。

サッシの枠も計算通りチリが

でて雨仕舞も完璧です。

軒天も張り替えて換気口のパイプも延長してしっかりと浴室の湯気が外気に排出されるようになりました。

ユニットバスの組み立ても終わりました。

サイズも1620ですのでゆったりと入浴ができます。

（TOTO　サザナ　Nタイプ　1620サイズ）

サッシも横滑り窓にして防犯対策にもなり換気もしっかりと出来ます。

サイズダウンしたことにより冷気の侵入も少なくなりました。